研究によると、人間は心身がリカバリーとリセットを最も必要とする時(つまり最も消耗している時)、対策を講じる可能性と能力が最も低い。
たとえば、気が遠くなるほど仕事が大変な時は、長時間労働と休憩不足の悪循環に陥りやすい。このようにストレスフルな時は、適切な栄養と水分補給によりエネルギーレベルを回復する必要があるのに、食事も不健康になりやすい。さらに消耗すると、リラックスしたり、運動をしたりするエネルギーやモチベーションまで低下して、リカバリーが不十分となり、翌日さらに疲れることになる。その繰り返しだ。