四川省という名前は、川とは関係ないです。四川省出身の人でもほとんど知らないことですが、宋の時代に4つの行政区に分けられていたことが名前の由来になっています。
いまは「川西(せんせい)高原」と「四川盆地」の2地域に分けられる場合が多く、川西高原の西側はチベット高原に属します。
四川省は『三国志演義』でいえば蜀で、略称も「蜀」か「川」。省都は、蜀の都でもあった成都です。
『三国志演義』のイメージも関係して、山の多い田舎と思われがちですが、人が住んでいるところは、ほぼ盆地で、山はなく、都会化が進んでいます。