心理的安全性は自動的に生まれてくるわけではない。なぜならば、人の脳は自分の安全を守るようにできており、「ほとんどの環境には、一定レベルの脅威が存在している」と想定するのが、デフォルトモードになっているからだ。

 森で捕食者の気配を察知する動物と同じく、人間も問題点や斬新なアイデア、ユニークな視点を声に出しても安全だという確証がない限り、「闘争・逃走・凍結反応」のうちの「凍結」状態に陥り、口をつぐむ傾向がある。

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