職場に親しい友人がいることは生産性の向上につながることがわかっただけでなく、その理由も明らかになった。友人がいることで、より熱心に仕事に打ち込み、コミュニケーションも十分に取り、互いに励まし合うからである。国際社会調査プログラム(ISSP)の世界的な調査は次のように結論づけている。
職場での対人関係は、平均的な従業員の仕事の満足度にかなり重要なプラスの効果を及ぼす。職場の質は12の要素で構成され、対人関係はその中の一つである。対人関係は、仕事の満足度に対して影響のある要素として1位となっている。