従業員生産性ソフトウェアはしばしば、従業員が送信したメールの数や出席したオンライン会議の数、PCのキーボードを打つことに費やした時間など、無価値な指標を測定する。
「『送信したメッセージの数』といった表面的な活動に基づいて生産性を測定することは、その人物の組織への貢献を著しく限定的に見ることになる。
「それは恣意的であるだけでなく、逆効果であることが少なくない」
自分のパフォーマンスが、生産性ソフトウェアのルールによって測定されていることを知ると、従業員は中核業務よりもメールやメッセージの処理を優先するようになる。