関東で「すき焼き」といえば、肉や野菜を、調味料と水を合わせた「割り下」で煮る料理のことを指す。

一般的な具は豆腐、ネギ、しらたき、牛肉というシンプルな内容で、最初に割り下を鍋に注いで煮立て、ネギと豆腐、しらたきを入れ、最後に牛肉を入れて食べる。

関西ではまず、牛脂をひいた鍋に肉を入れ、砂糖、みりん、醤油、昆布出汁を少量注ぎ、牛肉を軽く炒り焼きにして食べるのである。

肉を食べ終わったら、砂糖、昆布出汁、醤油を追加し、ネギや豆腐、しらたきだけでなく、シイタケや玉ねぎ、タケノコなどかなりバラエティに富んだ具材を、火が通りにくい順番に入れて煮ていく。

そして、最後にもう一度肉を加えて、肉とほかの具材を一緒に楽しむ。

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