セルフプロモーションにはジレンマが付き物だ。自分の実績を語れば、より有能で優秀な人間に見えるだろうが、同時に、あまり温厚さや友好的な印象がなく、利己的な人間に見えてしまう時もある。反対に、自分を卑下したり、功績をゆがめたり、失敗を分かち合おうとしたりすると、親しみやすく見えるだろうが、能力が低いと思われるかもしれない。
全体的な印象をよくしながら、有能さと温かみの両方をうまく伝えるにはどうすればよいのだろうか。
シンプルだが有力な答えが見つかった。自分の功績を自慢しつつ、同時に仲間や同僚をほめるのだ。