うつ病の患者は通常、朝に気分が沈み、睡眠時間が短くなるものですが、笑顔のうつ病の場合は「夜に気分が沈み、睡眠時間が長くなる」という症状を呈します。そして暴食、手足の重さ、批判や拒絶に対して必要以上に傷つく、といった症状があり、人から褒められるなどすると一時的に気分が上昇しますが、すぐにゆううつな状態に戻るとのこと。
笑顔のうつ病を引き起こす原因ははっきりしていないものの、仕事の問題や誰かとの関係を終えること、人生に目的や意味を見いだせないことなどがその原因になりえます。現代では10人に1人がうつ病であるといわれており、15~40%の人が笑顔のうつ病に近い症状を抱えています。このようなうつの症状は人生の早い時期で始まり長く続く