日本は素材産業の世界最強国だ。日本政府が輸出規制を変更して規制に乗り出したエッチングガス(高純度フッ化水素)、フォトレジスト、フッ素ポリイミドの3つは日本が世界市場の70-90%を占めているため、韓国の半導体・ディスプレイ産業の被害は避けられない。サムスン電子・SKハイニックスなどの韓国企業が今年1-5月に輸入した半導体材料のうち、日本製の材料の割合は、43.9(エッチングガス)-93.7%(フッ素ポリイミド)だった。エッチングガスは供給多様化で日本の比重を下げているのにもかかわらず、これだけの比重を占める。特に日本製のフッ素ポリイミドは品質が優れており、サムスンの新製品「ギャラクシー・フォールド」に搭載される「折りたたみできる画面」を作るのに必要不可欠だと言われている。