あるミラノの判事.自分のヤギを殺して召使に罪をきせて拷問をやってみた.彼はすぐに罪を自白し,再拷問を恐れて自分の告白を翻そうとはしなかった.判事は自分の法廷での拷問を廃止した. ドイツのブルンズウィック公:自分の領地での異端審問の拷問に疑問を持ち,2人のイエズス会士に調べさせた.彼らは魔女の自白によっているから適切と報告した.公はその会士を連れて拷問部屋に行き,今告白した「魔女」にこの2人も魔法使いかと聞いた.再拷問を恐れた女は「もちろんそうです,私は彼等がヤギやオオカミに変身するのを見ました.彼等は別の魔女たちと性交し,生まれた子どもたちはカエルの頭とクモの足を持っていました」とスラスラと告発した.公は振り返り,仰天しているイエズス会士にこう言った.「さて,私はあなたたちも自白するまで拷問にかけるべきですかね」