「イッタ」という形を持つことばは、「要った」だけでなく「行った」や「言った」もあります(つまり「同音異義語が多い」)。このうち「行った」と「言った」は非常によく使うことばで、この2つだけでもややこしいのに、そこに「要った」まで入ってくると大混乱になるので、避けられているのかもしれません。なお西日本では、「行った(イッタ)」vs「言うた(イウタorユータ)」と区別して発音するところが多く、「イッタ」で混乱する余地が比較的小さいために、「要った(イッタ)」も健闘しているのでしょう。

更新情報知らせます はい 不要