監督が厳しいことで有名なハンドボール部に入ったんですが、そこで根本的に精神を叩き直されて。ぼくは3年生の時にキャプテンだったのですが、監督不在の時は練習メニューに沿って自分たちだけで取り組むんです。完了の報告に行った時に、「がんばったんか?」と聞かれて、「がんばりました」と言ったら、こってりしぼられました。
「自分でがんばったと言ったら終わりやぞ、そこで止まってまう」と。
そこからぼくは、「がんばってます」というのを言わなくなりましたね。仕事に入ってからもその考えは根付いていて、これからも言うつもりはないです。自分で自分にOKを出さない、というのを心がけていますね。